SEOを施したサイトの立ち上げ長け、多くの実績を持つ。ECサイト・コーポレートサイトの立ち上げやリニューアル、ブランディング、システム・アプリ開発などを行う。大手企業からの引き合いも多いが、中小・ベンチャー企業の売上向上にも力を入れている。
プロフィール
| 氏名 | 鳥井 敏史（とりい さとし） |
| 生年月日 | 1980年7月7日 |
| 出身地 | 香川県高松市 |
| 所属/役職 | 株式会社猫の手 代表取締役 福岡ECサイト株式会社 代表取締役 |
| 経歴 | 1998年7月 京都の美術研究所で絵画を習う 1999年3月 大手前高松高等学校 卒業 1999年9月 カナダに留学 現代アートを習う 2005年3月 東洋美術専門学校 グラフィックデザイン課 卒業（2003年4月～） 2007年4月 サクラ産業株式会社 入社 Web事業部長 就任 2010年9月 株式会社原宿サン・アド 入社 2012年4月 株式会社AKI-JAPAN 入社 Web事業部長 就任 2016年9月 株式会社ash-G 取締役就任（2021年2月に買収） 2018年11月 株式会社猫の手 設立 代表取締役に就任（現職） 2022年7月 福岡ECサイト株式会社 設立 代表取締役に就任（現職） |
| 運営サイト | 株式会社猫の手（会社ホームページ） https://neko-te.co.jp/ 福岡ECサイト株式会社 https://fukuoka-ecsite.co.jp/ |
| SNS | facebook https://www.facebook.com/profile.php?id=100022201744788 |
| メディア実績 | オンリーストーリー Link |
事業内容
解決している社会課題
- クライアント企業の課題解決（ＥＣサイト・コーポレートサイトなど）
多くの企業は売上を増やすことに課題を抱えていて、その多くはＥＣサイトやコーポレートサイトの新設やリニューアルで改善ができる。その他にもブランディングの見直しやシステム・アプリ開発などを通じて課題解決を行う。 - クライアント企業を通じた社会貢献
クライアントの多くは、売上が向上した結果、雇用を増やしたり、販管費に投資したりする。クライアントは周りの社会を形成していくことから、結果としてクライアント企業を通じた社会貢献につながっている。 - 犬猫保護団体への寄付
本人が猫好きで、自身で保護猫を飼っていることもあり、社会貢献活動の一環として定期的に寄付を行っている。 - シングルマザー支援団体への寄付
業種がら女性を雇用する機会が多く、その多くがたくましく責任感が強いことを感じ、少しでも活躍している女性を応援したいと寄付を行っている。
提供している商品・サービス
- 「株式会社猫の手」https://neko-te.co.jp/
ECサイトの立ち上げ、コーポレートサイトの立ち上げ・リニューアル、パッケージツールリニューアル、ブランディング、システム・アプリ開発などを手掛ける。 - 「福岡ECサイト株式会社」https://fukuoka-ecsite.co.jp/
福岡をマーケットにECサイト構築の受託を行う営業会社。制作は株式会社猫の手が行うという集客代行・サテライト的な役割を担う。
実績
- クライアント数累計400社以上
大手企業から中小・ベンチャー企業まで幅広いクライアントとの契約実績。 - プロジェクト数7000以上
ECサイトやコーポレートサイトの立ち上げ/リニューアルなど、手がけたプロジェクト数は7000を超える。 - 2025年SMB Excellent企業賞ECサイト部門を受賞
一般社団法人企業価値調査機構が毎年行うアワードにて、全国300万社以上の中からピックアップされECサイト部門で受賞。 - ECサイト「makeshop」のアンバサダー認定
GMOが提供するmakeshopのパートナーとして、約50社中、唯一AMBASSADORとして認定。
インタビュー
事業を始めたきっかけ
ウチは曾祖父が有名な絵描きだったこともあり、家族全員芸術家という変わった家で育ちました。私も子供の頃から絵を書くのが大好きで、描けば賞を取れるし、彫刻を持てば学年1位になったりしていました。芸術は京都で学び、その後カナダに留学して現代アートを学び、帰国後は東洋美術学校に入ってグラフィックデザインを学びました。
卒業後は絵を描いて個展を開くなどギャラリー活動をしたり、クラブでDJの後ろに映し出される映像をライブで流していくVJ（ビデオジョッキー）として活動していました。そんな中、あるボーカルと出会ってそのバンドのCDやグッズのデザインを手伝っているうちに、マーケティング担当することになったんです。バンドのマーケティングって結構面白くて、ライブハウスで1000人集客するために、どの駅で路上ライブをやって何人集めていくかというようなことをやっていました。
そんな感じで人に雇われない生き方をしていたのですが、26歳の時に、このままじゃいけないと思って大手の広告代理店に入り、がむしゃらに働きました。そこでは、いかにアイデアを考え、そのアイデアをいかに人に知ってもらい興味を持ってもらうか。その先の収益にどう繋げていくかという一連の流れを学びました。
32歳の時には転職し、今度は制作する側として、大手企業のデザインやWEBサイト、キャンペーンなど様々な仕事を経験しました。
ところが、35歳の時に突然倒れて、頻脈という心臓が定期的に止まる病気になってしまったんです。心臓は止まったあと、数秒経ってから脳に影響を及ぼして症状が出るので、前兆がない怖い病気なんです。今でも車の運転はできないくらいで、そんなことになってしまったので、会社を辞めて、定時で帰れる会社に移って仕事をするようになりました。
それまでがむしゃらに仕事をしてきましたが、病気になってから考え方も分かり、いろいろなクライアントと出会っていくうちに、クライアントのためになる仕事がしたいと強く思うようになりました。
クライアントは必要な情報が不足しているだけで、SEOや広告といった見えない難敵と戦っている。情報リテラシーが低いだけで、悪い業者に食い物にされている、そんなことが横行している業界だからこそ、何とかしたいと思うようになったんです。
38歳になった2018年には独立をして、株式会社猫の手を立ち上げました。SEOは特に強かったので、契約が終わった後でも、お客様のサイトが上位に表示され続ける。クライアントが儲かるため、クライアントのその周りの方々も潤うように役立ちたい、とビジネスを始めました。
社名の「猫の手」は、私自身が猫が大好きということもあり、猫にまつわる名前にしたいということと、クライアント第一主義でありたいので、猫の手を借りたいというニーズに応えるため、このネーミングにしました。
事業の拡大方法
SEOが得意なので、自社のサイトにもSEOのノウハウを活かしています。その成果が確実に出ていて、インバウンドで向こうからお仕事をいただくことに成功しました。小規模なお客様だけでなく、みなさんも良く知るトンカツのまい泉さんや、JRさんや名鉄さんなど、大企業からもお仕事をいただき、事業を大きくしてきました。
弊社のSEOのノウハウをお客様にインストールしていくと、お客様の売上が上がっていくので非常に喜んでいただいています。
2022年には福岡にも会社を立ち上げましたが、これは福岡のクライアントが多かったので、会社を作って営業拠点として、ここで受注した案件を東京の猫の手で制作するという、いわばサテライトオフィスのような意味合いで作っています。
ある程度、礎はできたという実感があるので、今後はSEOによるインバウンドの集客だけでなく、代理店展開も強化していきます。その第一歩として、代理店ドットコムでの募集を開始しました。2025年にエクセレント企業賞ECサイト部門という賞をいただいたくらい成果が出て第三者の評価も高いサービスですので、多くの代理店さんに扱っていただきたいと思っています。
事業にかける想い
これは会社のミッションにも掲げているのですが「デジタルとECで悩む企業をゼロにしたい」と本気で考えています。
当社にお問合せいただく企業様は全員悩んでいらっしゃるんですね。リニューアルしたいとか、売上がついてこないとか、ノウハウがないから教えて欲しいとか、技術がないから助けて欲しいとか。大手さんだとブランディングという話にもなりますが、たいていは売上が伸び悩んでいるから連絡をしてきます。
こうしたお客様に真摯に向き合って、お悩みを解決していきたい。その先に、悩んでいる企業をゼロにすることができたら良くないですか？
日本には様々な企業があって、それぞれ魅力や会社としての力がある。でもそれを上手く発信することができていないと思うんです。それを私たちがデジタルを使って発信していく。でも、デザインするだけでは1倍にしかならないので、そこにコミュニケーションを加えることで2倍になり、初めてお客様に届くんです。
目標や夢
夢は、売上100億円の会社にして、グループ会社をいくつか作って、大好きな社員を社長にして引退したいと思っています。
東京の猫の手を中心に、複数の営業会社を全国に作って、そこから困っているお客様を見つけてきて猫の手で課題を解決する。そういう営業のスキームを作れたらいいですよね。社長をやりたいという社員を代表にすれば働く意欲も高まりますし、その会社のまわりにも社会が形成されていくので、社会貢献にもつながると考えています。
さらに、右肩上がりで一緒に成長したいという代理店さん達と共闘していけば、スピード感を持ってこの夢を達成できると思っています。
座右の銘や好きな書籍など
ヴァーン・ハーニッシュの「スケーリング・アップ」という本にはとても影響を受けています。後で知ったのですが、彼は世界的な起業家団体EO（Entrepreneurs’ Organization）の創設者でもあります。私もEOに入っていて、好きな本だとみんなに紹介したところ、創業者だよと教えられビックリしました。
この本からは、事業の考え方や中長期の経営戦略計画の立て方、その他にも数多くのフレームワークがあり、今の会社の様々な計画はこの本を元に作っています。
その他には、坂口恭平さんの「生きのびるための事務」ですね。この本には、理想の一日を先に描いて、その日を行動することによって、はじめて理想の一日を生きることができ、理想の人生を歩むことができるというようなことが書いてあります。
会社も同じで、理想の会社を描いて、それを声にして発信して、理想の行動を取っていく。そして初めて理想の会社として歩むことができると思うんです。
他の経営者様へのメッセージ
みなさん経営者なので、クライアント様のために良くしたい、ということは常々考えていると思います。自分自身も高めたい、そういう方々と手を取り合って、一緒に成長していきたいので、是非お声がけください。
欲を言えば、当社のサービスは本当に良いので、営業に強い経営者の方にご協力いただき、1社でも多くの企業様にこのサービスを届けられたら嬉しいです。
