
SLⅡ認定講師、DiSC認定講師、認定プロフェッショナルコーチの資格を持ち、経営者向けのエグゼクティブコーチングや管理職研修を行う。経営者に寄り添って、人や組織、時にはプライベートな課題解決を手助けしている。
プロフィール
| 氏名 | 浅黄 祐樹(あさぎ ゆうき) |
| 生年月日 | 1976年8月13日 |
| 出身地 | 山形県山形市 |
| 所属/役職 | 株式会社ファニーブレイブ 代表取締役 |
| 経歴 | 1999年3月 筑波大学体育専門学群 卒業 2000年4月 株式会社ネクシーズ(現:株式会社NEXYZ.Group) 2004年8月 ファイザー株式会社 2021年7月 アルジェニクスジャパン株式会社 2024年1月 株式会社ファニーブレイブ 設立 代表取締役に就任(現職) |
| 運営サイト | 株式会社ファニーブレイブ(会社ホームページ)https://funnybrave.co.jp/ |
| SNS | facebook https://www.facebook.com/asagiyou x https://twitter.com/yukipapacoach Instagram https://www.instagram.com/asagi_you |
| メディア実績 | ラジオ東京MF出演 「パパこそ日記をつけない」(幻冬舎)を出版 |
事業内容
解決している社会課題
- 孤独な社長を一人にさせない
会社が大きくなるにつれ、組織や人に関する課題は増えていく。経営者の多くは従業員や家族に悩みを打ち明けることができず、ビジネスの拡大ができずにいる。こうした孤独ともいえる経営者にエグゼクティブコーチングや管理職研修などを通じて、成長の機会を提供している。 - 企業の生産性向上
社員が受け身なことに不満を持ち、能動的に動ける組織を作りたいという経営者は多い。現場のスタッフを直接マネジメントする管理職層、いわゆるファーストラインに管理者研修を行うことにより、従業員に心理的な安全とエンゲージメント(熱意を持って会社に貢献しようとすること)を高め生産性向上に役立てている。
提供している商品・サービス
- 「株式会社ファニーブレイブ」https://funnybrave.co.jp/
訪経営者向けコーチング、経営者・管理職向け研修のほか、プライベートバンカーやスタイリストの紹介など、経営者の悩みに寄り添った各種サービスを提供。 - 「創意割烹やまとこ」https://souikappoyamatoko.jp/
経営者向けの紹介制割烹料理店を青山にオープン。紹介制ですが、ひとこと言っていただければ予約可能とのこと。
実績
- コーチングセッション 200回/年
年間200回以上のコーチングセッションを実施し、そのうち約半数の100回は経営者を対象に行う。現場の課題から経営課題まで、幅広いテーマに対応した実践的なコーチングを提供。 - 研修/セミナー登壇実績 累計300回
研修・セミナー登壇は累計300回以上。経営者向けの登壇も30回以上にのぼる。現場リーダーからトップマネジメント層まで、対象に応じた最適な内容で高評価を得ている。 - 累計受講者数10,000名以上
自身が登壇した研修やセミナーの受講者は延べ10,000名を超える。その中には経営者クラスも100名以上含まれており、実務に直結する内容と成果につながるアプローチが評価されている。 - 各種人材育成・教育関連の認定資格を保有
SLⅡ認定講師(SLII®認定トレーナー:The SLIIR Experience Certified Trainer)
DiSC認定講師(Everything DiSC®認定トレーナー:Everything DiSC® Certified Trainer)
認定プロフェッショナルコーチ資格取得(一般財団法人生涯学習開発財団)
インタビュー
事業を始めたきっかけ
大学卒業後は今思うともったいないのですが、就職もせず、1年間ニート生活をしていました。何となく人生に疲れていて、やる気がしないというのが理由といえば理由です。1年もダラダラしていたら、さすがに「このままじゃマズイな、何かしないと」と思って、当時花形だった通信業界で株式会社ネクシーズというベンチャー企業に営業職として就職しました。
休みもないくらい猛烈に働いて、表彰されたこともあったのですが、結婚したての妻のためにより高給が狙える業界に転職することにしたんです。
大学ではスポーツ医学を学んでいたこともあり、身体や生命の知見もあったので、ファイザー株式会社に興味を持ち、転職することができました。こちらも営業職として、全国表彰されたこともあります。
営業を長く続けていくうちに、一つ疑問に思ったことがあったんです。ファイザーは外資系の会社らしく、数多くの研修が用意されていて、いろいろ受講させていただくうちに、売上を上げることはもちろん大事だが、人の育成や成長はそれ以上に大事なんじゃないかと考えるようになったのです。
それから会社の制度を使って人材教育関連の資格を取得させてもらいました。世界で最も活用されているリーダーシップモデルのSLⅡの認定講師や、フォーチュン500選出の企業での導入が多いことで知られるDiSCの認定講師、一般財団法人生涯学習開発財団の認定プロフェッショナルコーチの資格を取得。ファイザーでは営業戦略部や人材育成の教育部門に転籍して、社内でも教える側に回りました。
そこから徐々に教育業界に人脈も広がっていき、社外の経営者にコーチングを行ったり、管理職向けの研修の講師を依頼されることが増えていき、ある程度実績ができてきた段階で自分で会社を立ち上げることにしました。
製薬業界が長かったのですが、人を育てることはどの業界でも必要で、より大きいマーケットで勝負をしたいという思いがありました。
社名は、株式会社ファニーブレイブというのですが、遊び心と勇敢さを持って、という意味が込められています。遊び心は、私が真面目キャラなので、少しでも社名にポップさを持たせたいという意味。勇敢さというのは、コミュニケーションは正解がなく、これを言ったら嫌われるんじゃないかと思って言わないことがあるように、トライ&エラーが必要だというところから来ています。言う勇気もあれば、言わない勇気もある。コミュニケーションには小さな決断がいくつも必要なんです。
ファニーとブレイブを合わせることで、経営者から従業員、みんなが円滑なコミュニケーションでエネルギーに溢れた会社を、1社でも多く作っていける会社にしていきたいと思っています。
事業の拡大方法
会社を立ち上げる2年くらい前から教育業界での横のつながりができていたので、実はお客様の獲得にはそれほど困らずに事業をスタートすることができました。
ご紹介で経営者向けのエグゼクティブコーチングのお仕事をいただいたり、講師を務めた時の受講者から直接ご用命いただいたり。
あとは、ご紹介が多いですね。経営者の方から、こっちの社長も面倒見てくれないかと紹介されることも少なくありません。世界的に有名な資格も取得しているので、みなさん安心してご紹介いただけているようです。
その他、ご縁があって経営者が300人集まっている団体のお手伝いをすることになって、関わっていく中でお仕事をいただくこともあります。
今後は、もっと多くの社長様に知っていただくために、交流会などにも積極的に参加していきたいと思っています。
事業にかける想い
端的にいうと「可能性を広げたい」ですね。自分自身もそうですが、世の中の多くの社長様にご自身の可能性を感じていただき、そこに私がエネルギーを注ぎこんでいけたらいいですね。
時には悩んで立ち止まることも大事ですけど、そんな時に社長一個人の可能性を広げるお手伝いをして、組織や会社が良くなり、ポジティブなエネルギーが循環するといいなといつも思っています。
この前、従業員50名くらいの製造業の社長様から、管理職を何とかして欲しいと悩みを持ちかけられました。40代の社長様でご本人はエネルギーに満ち溢れているのですが、管理職が力を発揮していないように感じるので指導して欲しいというものでした。
いろいろ話を聞くと、事業計画やミッション・ビジョン・バリューはあるものの、業務に何も活きていない。下手をすると従業員の誰もミッションなんて知らないという状況だったんです。言い換えると、従業員の方々が何のために仕事をしているのか分からない、エンゲージメントが高くない状態だったんです。
社長からはすぐに何とかして欲しいといわれ、まず、社長が大事にしたいところはどこか、などを聞いて言語化するところからお手伝いしました。戦略や強みを整理して、この会社の3年後に目指すべき人材の構成、組織をアウトプットして、社長がこれまで全く考えたことがなかったことも明文化し、管理者研修なども導入していきました。
その結果、社内は「働きやすさと働き甲斐がマッチ」した状態になり、コミュニケーションは円滑になって、生産性も15%以上アップしたと喜ばれています。
社員が30名を超えてくると、社長が直接管理できなくなってきて、コミュニケーションが雑になりがちです。そうすると、社内が殺伐としてきて、管理職は疲弊して、ということが起こりやすくなります。私がそういう会社を1社でも多くエネルギー注入して、社長や会社の可能性を広げていけたらいいですね。
目標や夢
私が関わった人がエネルギーを持って生きていく、そういうことを地道に続けていくのが今の目標です。
世の中には、イライラしている人が多いじゃないですか。心がザワザワしているというか、ワチャワチャしているというか、無駄な思い、マイナスのエネルギーを持ってしまっている。こうしたものの多くは、見栄やプライドから来ていて、その多くは職場で生まれていると思うんですよね。
私が全ての人の力にはなれないかも知れませんが、関わった経営者の方や、管理職の方を通じて、プラスのエネルギーが伝わっていけば、もっと穏やかな社会になる。その役割を少しでも担えればいい、そんな目標であり夢です。
座右の銘や好きな書籍など
まずは「凡事徹底」ですね。当たり前のことをしっかりやっていく、という意味で、ファイザー時代に営業戦略部の本部長にいつも言われていた言葉です。当時は全然響いていなくて、それはそうだとくらいにしか受け取っていませんでした。
自分で会社を立ち上げて、チャレンジしてみると、改めていい言葉だなと。他の会社さんを見ても、抜けている時は我を忘れていたり本来の道から外れていたり、当たり前のことをやっていないことが多く、とても沁みるなぁと感じています。
もう一つは「一期一会」です。実は、私、裏千家の茶道を習い始めていて、秀吉や信長が趣味で行っていたエグゼクティブのための趣味だと思っているんですね。茶道では自己との対話が必要で、これは善に通じます。心がザワついても立ち止まって、静けさの中で自己と対峙していく。経営者には必要で、みなさんにお勧めしたいです。
私が行うコーチングや研修も、同じ内容は二度とないので、まさに一期一会。いかに目の前に、今ココに、全力集中するかが大切だと思って望んでいます。
書籍はダン・サリヴァンとベンジャミン・ハーディの「WHO NOT HOW」です。コーチングを受けていた時に紹介された書籍で、経営の道に来た時に、まさに、ビジネスは誰と組むか一択で、結局、人なんだとその大切さを痛感しています。
もう一冊はスティーヴン・マーフィ重松の「スタンフォード式 最高のリーダーシップ」です。現代に求められる共感型リーダーシップの本質を解説したもので、経営者としてどう振る舞ったらいいんだろうと悩む多くの経営者に役立つ本だと思います。私自身も大変参考になっていますし、多くの経営者にオススメしています。
他の経営者様へのメッセージ
管理者が3人を超えてくると、指示系統やコミュニケーションに見えないほころびが生まれ始めます。また、会社はうまく行っているのに、家族とのコミュニケーションに問題があり将来に不安を感じる方もいます。
そんな時でも、誰にも相談できないのが経営者の辛さです。
私の仕事は、そんな「社長を一人にさせない」こと。組織の活性化や人間関係の改善など、ストレスフリーな人生をご希望でしたら是非お声がけください。
そっと寄り添い、お悩みを紐解くお手伝いをいたします。
<創作割烹オープンのお知らせ>
2024年6月、経営者向けの紹介制のお店「創意割烹やまとこ」を青山にオープンしました。会食、記念日等でお使い頂く経営者様が多いです。お店選びでお困りの時は、ご一報ください。https://souikappoyamatoko.jp/


