
OA機器販売、Web制作、PC遠隔サポートなど、パソコン操作に不安を抱える中小事業主を総合的にサポート。年商5億円、社員50名の事務機器販売会社で15年にわたりNo.2を務めた経験を活かし、現在は「社長の壁打ち相手」として、実務に寄り添う経営支援を展開中。
プロフィール
氏名 | 中留 正和(なかどめ まさかず) |
生年月日 | 1984年8月13日 |
出身地 | 鹿児島県曽於市 |
所属/役職 | 株式会社中留商店 代表取締役 |
経歴 | 2008年3月 宮崎大学教育文化学部 卒業 2008年4月 全国展開の飲食チェーン 就職(東海地区に配属) 2009年11月 事務機販売会社 就職(東海地区担当) 2024年1月 株式会社中留商店 設立 代表取締役に就任 (現職) |
運営サイト | 株式会社中留商店(会社ホームページ)https://nakadome0125.com/ |
SNS | |
メディア実績 | 東海テレビメーテレ(2013年、2014年) |
事業内容
解決している社会課題
- パソコンが苦手な事業主をサポート(社外情報システム担当として)
東海3県を中心に、製造、建築・建設、こども園、社会福祉法人など幅広い業種をサポート。PCの購入からトラブル対応、Excel操作など、社外の情報システム担当者として事業主に寄り添った支援を行う。 - 大手ではできない細かい対応
ネットワーク全般を見ることが多いため解決が早く、また、大手と違い土日でも対応している点が好評。ネットがダウンしてもLINEのビデオ通話で状況確認しながらトラブル解決をするなど細かい対応を行うことができる。 - 中小企業や1人社長のNo.2役としてのサポート
年商5億円、社員50名の事務機器販売会社で社長の右腕(No.2)としての15年の経験を活かし、1人社長の壁打ち相手としての経営コンサル・経営サポートを行う。Webサイト制作から営業戦略、資料作成などの実務サポートも可能で、伴走する営業支援をモットーとする。
提供している商品・サービス
- 「株式会社中留商店」https://nakadome0125.com/
OA機器販売、Web制作、PC遠隔サポートの事業を展開。東海3県を中心に全国の顧客に対応。
実績
- 契約実績100社以上
会社設立1年で100社以上の契約実績(PC遠隔サポートの長期契約やスポット発注を含む) - No.2時代を含め16年の営業経験
主に事務機器や通信商材などを延べ2,000社以上に提案
インタビュー
事業を始めたきっかけ
鹿児島県出身で新卒では全国展開している飲食チェーンに就職しました。新卒で東海地区に配属され、鹿児島から愛知に出てきました。社会人としてロケットスタートしたかったのですが、学生時代に飲食店のオーナーになりたくて狂ったようにアルバイトをしていた私の目からは、配属された店舗のレベルがあまりにも低いと感じてしまい、3日で会社を辞めたくなりました。でも、ここで辞めたら負けだと思い仕事に打ち込んではいました。
最速で店長になるなど1年以上は頑張ったのですが、昼夜逆転の生活に参ってしまい、結婚と妻の妊娠を機に昼の仕事への転職を考え、たまたま目に入った事務機の販売会社の求人に応募し転職することになりました。
その会社は後に年商5億円、従業員数50名の会社になったのですが、成果を出すことに全力で取り組むことが買われて、社長の右腕、No.2として15年鬼のように働いていました。
残念ながら社長の個人的なトラブルがあり、経営は突如上手くいかなくなったのですが、No.2の私に相談してくれれば何か違った結果が出せたのではないかと、今でも無念に思っています。
実家の家業も中留商店といい、塩・酒・たばこというTHE商店を今でも続けていて80周年を迎えたところですが、私もデジタル的な最新のビジネスはしつつも、人間臭さを出して寄り添った支援をしていきたいと思い、面白いんじゃないかと思ってあえて株式会社中留商店という名称で会社を設立しました。
事業の拡大方法
事業内容は、前職の経験を活かして、OA機器販売、Web制作、PC遠隔サポートで事業をスタートし、設立初年度から前職時代のお客様を中心に支持をいただき、延べ100社と取引をさせていただくことができました。既存のお客様からのご紹介や、見積り比較サイト経由の依頼など新規チャネルも増やしています。
また、ストック型収益を見込める商材を求め、代理店ドットコムなどを日々チェックしています。
事業にかける想い
私の考える経営は「客数をただ増やす」ことではありません。むしろ「狭く、濃く」。余裕があれ、お客様からの突発的なご要望にも丁寧に応えられます。
設立初期にに支えてくれたお客様を大切にしたいんですよね。理由は、恩を感じているからです。誰に、どのように助けてもらったか。順番を大切にしながら恩を返していく──それが私の仕事観の核になっています。
鹿児島出身の影響もあるかもしれませんが、「忠義」に熱いタイプです。仕事とは、誰かを喜ばせること。そしてそれを、子どもにも胸を張って言える人生を歩みたいと思っています。
目標や夢
今までは、誰かのために全力を尽くす人生でした。No.2として会社を支え、多くの人のために働いてきました。
これからは、私を求める方のもとへ、自分の意思で赴きたい。時間とお金のバランスを自分でコントロールしながら、全国どこでも必要としてくれる人に会いに行けるようになりたいと思っています。
そして、私の経験から「何が本当に大切か」を伝えていきたい。AIやデジタルが進化しても、人間らしさや恩義を忘れずに──。そんな価値観を、次の世代や仲間に伝えていくのが今の夢です。
座右の銘や好きな書籍など
「質実剛健」と「勇往邁進」の2つです。
これは高校時代から変わってなくて、授業でこの四字熟語が出てきた時に「息子が生まれたらこの中から漢字を使って名前を付けたい」と思うほど影響を受けた言葉です。書道の師範代級の腕前の母に筆箱の裏に書いてもらって大事にしていたくらいです。
実家が医師の家系だったので学業や食事の作法など厳しく育てられたこともあると思います。高校受験の時も目指す公立高校に落ちることはない、落ちることを考えている暇があったら勉強しろと、逃げない姿勢、曲げない考え、選択肢を作らない真っすぐな人間であることを求められ、そのように育ってきました。
そのことは、今の仕事、お客様の課題解決にも役立っていると思います。
好きな書籍はロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん 貧乏父さん」です。大学2-3年生の時に読んで、お金と時間をコントロールできるのはビジネスオーナーにならないといけない!と感銘を受けました。当時飲食店でアルバイトをしていたので、店を持つためにアルバイトをしまくってその後独立支援がある全国展開している飲食チェーンへの就職につながりました。
もう一冊はリチャード・カールソンの「小さいことにくよくよするな!」です。小さなことにとらわれないための実践的なヒントがたくさん書かれているのですが、「死ぬ気でやれよ、死なないから」という自分の考えを強化するのに役立ち、今の自分のベースになっている一冊です。
他の経営者様へのメッセージ
経営って、想像以上に孤独な仕事だと思います。
誰にも弱音を吐けず、全部自分で抱えて、前に進まなきゃいけないことも多い。
だからこそ、私は「一緒に考える存在」でいたい。
結果が出るかどうかは、やってみないとわからない。
でも、“一緒に背負ってくれる人がいる”と感じるだけで、また前を向けるものです。
僕は義理も人情も大事にしています。
ご縁があった人には、どこまでも誠実に、筋を通して向き合いたい。
もし今、誰かに話したいことがあるなら、ぜひ聞かせてください。
経営者の味方として、ちゃんと向き合います。