龍居誠│株式会社調転社 代表取締役

自社ポータルサイトの立ち上げ・運営のノウハウを活かして、ホームページ制作やシステム開発を手掛ける。自社完結でサイト運営することにこだわってきたからこそ得たノウハウで顧客からの信頼を集める。

プロフィール


氏名龍居 誠(たつい まこと)
生年月日1986年1月28日
出身地神奈川県横浜市
所属/役職株式会社調転社 代表取締役
経歴2004年3月 桐蔭学園高等学校 卒業
2006年1月 株式会社アーク 入社
2009年3月 株式会社FRC 創業 専務取締役に就任
2015年4月 全研本社株式会社(現:Zenken株式会社)入社
2019年8月 株式会社調転社 創業
2021年7月 同社 代表取締役に就任(現職)
運営サイト株式会社調転社(会社ホームページ)https://cho-tensha.jp/
RESERVER(バス釣りレンタルボート予約サイト)https://reserver.co.jp/
レンタルボートMoreMarine(琵琶湖レンタルボート)https://more-marine.jp/
屋根修理マイスター(屋根業者様の紹介サイト)https://ys-meister.jp/
屋根修理マイスターポータル(屋根業者様の紹介ポータル)https://yane.ipro-group.jp/
SNS
メディア実績

 

事業内容


解決している社会課題

  • ホームページ制作を通じた収益アップ
    自社でこれまで挑戦してきた経験を活かし、ホームページ制作を希望される企業や業界を支援。
  • 大手企業が参入してこない業界の活性化
    市場が小さかったり営業が難しい、収益化が難しいなどの理由で大手企業が参入してこない業界は多い。これらの業界の課題やニーズを集めて、事業者と利用顧客双方の利便性の向上や情報共有により業界の活性化を目指す。現在は、バス釣りボート業界と屋根修理業界でサイト運営を通じて社会課題解決を行っている。

提供している商品・サービス

  • 「株式会社調転社」https://cho-tensha.jp/
    自社メディア運営経験を活かし、ホームページ制作とシステム開発を行う。
  • 「RESERVER」https://reserver.co.jp/
    バス釣りに特化したレンタルボート予約サイト。従来、当日現地に行かないと予約できなかった業界に変革をもたらし、バス釣りファンが釣果を共有するなど楽しみ方を広げている。
  • 「レンタルボートMoreMarine」https://more-marine.jp/
    レンタルボートを営む事業者の課題やニーズを知るために立ち上げた自社サイト。ここに来た問合せや利用客とのコミュニケーションの知見を活かし、RESERVERの運営に役立てている。
  • 「屋根修理マイスター」https://ys-meister.jp/
    屋根修理・雨漏り修理業者を見つけることができるサイト。費用の相場一覧や業者選びのポイントなど、役立つ情報を発信。
  • 「屋根修理マイスターポータル」https://yane.ipro-group.jp/
    屋根修理・雨漏り修理業者を「口コミ」「施工事例」「料金表」から評判の良い屋根修理業者を探せるポータルサイト。悪質な業者に騙されたくない利用者に好評で40万人以上の利用者を誇る。

実績

  • 月間予約件数4,000件以上
    バス釣りに特化したレンタルボート予約サイト「RESERVER」は、月間で4,000件以上の利用。ボート店舗は100件を超える。
  • 業者登録100社以上
    屋根修理・雨漏り修理業者を紹介する「屋根修理マイスター」の業者登録数は100社を超える。全国の正規に事業を行っている業者に選ばれて拡大中。

 

インタビュー


事業を始めたきっかけ

高校卒業後、入社したのはチェーン展開していた麻雀店の運営会社でした。麻雀というと、タバコと喧騒というイメージを持たれる方が多いと思うのですが、私はあれは究極の接客業だと思うんです。私は店舗で店長を任されていたのですが、フリーで来るお客様にいかに気に入ってもらって長く滞在してもらうかということを考えないといけないんです。
分かりやすく言うと、麻雀で勝てるはトップの1人だけ。後の方はマイナスの感情を持たざるを得ない。そこをトークでプラスの感情に持っていき、長く滞在してもらったり、次回来店の約束を取り付ける、と。そこまで考えた人はいないと思いますが、仕事というのはそこまでこだわればどんな業種でも売上を上げられるというのを知りました。その後、仲間と一緒に立ち上げた会社も実は雀荘で、大船と江古田の2店舗を経営していました。
そこから時間は空くのですが、WEBマーケティングの大手、全研本社株式会社(現在のZenken株式会社)に入社しました。それまでインターネットとかパソコンにすら触ったことがなかったのですが、将来のことを考えると知っておかなきゃいけない知識だと思い営業職で入社しました。営業は表彰をされることもあるほど成績は良かったのですが、自分でやりたいという気持ちが強くなって、仲良くさせてもらっていた方々と3人で株式会社調転社を立ち上げました。
インターネット関連の会社は横文字の社名が多いので、あえて漢字にして、画数にもこだわって、「調」べて、「転」換させて、売上を伸ばしていくお手伝いをしようということで、株式会社調転社と名付けました。その後、メンバーの一人が事情により抜けることになったタイミングで、私が代表取締役になりました。

事業の拡大方法

創業してまず1-2年目に取り組んだのは、SEO対策を施したメディアを作ってそこから集客しようということと、外部の業者に頼まずに自分たちの力で完結する力を持とうということでした。大手企業が参入してポータルサイトが確立されているような業界ではなく、自分たちが勝てる業界を見つけて、そこにチャレンジしていきました。
今、成功している屋根修理・雨漏り修理の業界以外では、リフォーム業界や、珍しいところでは退職代行業界のポータルサイトを作っていくつかは成功しバイアウトしたものもあります。
珍しいところでは、私や一緒に仕事している仲間の趣味がバス釣りで、このボートを予約できるポータルサイトを運営しています。バス釣りは元々インフラが整っていなくて、おじいちゃん、おばあちゃんが運営しているところも少なくありません。朝6:00とかに現地に行って、ボートに荷物を置いたら予約が完了する、という世界。
ファンは多いものの、ビジネスとして成立しづらいので、当然大手は参入してこない。こういう業界を自分たちの力で変えていきたいというのがきっかけなんですよね。ボート屋さんの課題やニーズも分からないので、自社で運営してどんなお客さんがどんな連絡をしてくるのか、などを知るために時間をかけサイト運営に活かしました。また、ポータルサイトを作ったからといって、ボート屋さんやバス釣りファンからお金を取ることができる訳ではないので、利用者が多くなって初めて釣り具メーカーなどから広告収益を得るという、非常に長い時間と労力をかけて業界の利便性向上を行っています。
この発想は屋根修理・雨漏り修理など他のポータルサイトにも活かされていて、詳しく調べて行ったら詐欺まがいの業者が多いのでこれを解決するために口コミから探せるサイトにしていこうなど、自分たちで完結できる力を持ったからこその事業展開ができるようになりました。
自分たちの実力や実績を作るフェーズは終わったので、次のフェーズとして業界や企業向けのホームページ制作やシステム開発の受託を開始しています。併せて、自社運営ポータルサイトの利用事業者獲得のため代理店ドットコムで代理店募集も行っています。

事業にかける想い

自分たちが好きなことをやっているので、儲けたい、という気持ちよりも収益を一緒にやってくれている従業員の方々にちゃんと還元したいと思っています。「この会社で仕事していて良かった」と言ってもらえたらいいですよね。いろいろな苦境がある世の中で、この会社で働いているから安泰、と思ってもらえたら嬉しいです。

目標や夢

これも従業員に関してですが、自然に増えていくのは別として、あまり増やしていくという発想はありません。その代わり、従業員にもっと還元していけるような会社にしたいと思っています。目安として、中堅以上の社員が年収4桁くらい取れるようにできたらいいですよね。お客様にも喜んでもらって、従業員にも満足いく時間とお金を提供できるようになるのが今の目標です。

他の経営者様へのメッセージ

インターネット上でお客様を集めたい、売上を伸ばしたい、という経営者の方は一度ご相談ください。
堅苦しく話すのは得意ではないので、ざっくばらんに楽にお話させていただければ幸いです。

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